髭を剃ってしばらく経った後、ニキビに似た赤いぶつぶつが肌にたくさん発生することがあります。

 

このぶつぶつはニキビに似ていますが、ほとんどが毛嚢炎（もうのうえん）という炎症で、毛包炎ともいいます。

 

もし髭剃りをした箇所ばかりニキビができるなら、毛嚢炎の可能性を疑ってみましょう。

 

 

毛嚢炎の特徴

見た目の特徴では、毛穴の部分にポツンと盛り上がるように発生し、赤みを帯びていて中央部分に膿が溜まって白っぽく見えます。

 

ニキビと間違えやすいですが、ニキビは肌が膨らみ、まばらに発生することが多いです。しかし毛嚢炎の場合は

という特徴があります。

 

軽い毛嚢炎なら痒くなったり、痛んだりすることはほとんどなく、髭を剃らないようにして清潔に保てば、数日ぐらいで自然に治っていきます。

 

 

毛嚢炎になる原因

毛嚢炎は、ヒゲ剃りなどで皮膚が傷ついた部分に細菌（ブドウ糖球菌）が入って炎症を起こすことで発生します。

 

以下のような髭剃り習慣がある人は毛嚢炎が起きやすいのでチェックしておきましょう！

 

切れ味が悪くなっているカミソリを使うと肌を傷つけやすいため、雑菌が入りこんでしまいます

 

カミソリの刃の手入れをしなかったり、洗わずに使っていると雑菌の温床に。お風呂場に置きっぱなしの人は要注意

 

シェービングジェルやシェービングフォームを使わず髭を剃ると、カミソリの滑りが悪くなって肌が傷つく原因になります

 

他にも

疲れていたりストレスがたまっていたりすると、免疫力が落ちて肌に傷がつきやすくなります。また栄養が偏った食事も炎症を引き起こす原因に。

 

これらはニキビにも同じことが言えるので、細菌肌が荒れがちだと感じたら睡眠・食事にも目を向けてみて下さいね。

 

 

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